見学者でにぎわった海道町天棚公開

令和7年7月19日から21日の3日間、宇都宮市海道町の天棚が一般に公開され、期間中に多くの人が見学に訪れました。

 

今年は、海道町天棚保存会が作成した天棚の解説冊子が会場で配られました。

冊子の制作にあたり、郷土史家の井上俊邦さんが天棚を調査したところ、天棚の制作年代は宝暦3年(1753年)と推定。また、2階部分に掘られた彫刻が「近江八景」(旧国名の「近江」は現在の滋賀県)であることが判明。県内では他に例のない、珍しいものであることのことです。

 

最終日の展示開始時には多くの見学者が訪れたため、臨時で井上さんによる解説が行われ、興味深そうに聞き入る人の姿が見られました。

 

次回は11月の秋祭りに公開される予定です。